●幼児からスタートするプログラミング教室
2020年に小学校でのプログラミングが必修となったことを受け、小学校入学前から遊びながらプログラミング思考を学ぶ幼児教室が増えています。一昔前までの読み・書き・そろばんと同じように、プログラミングを学ぶことは小さな子どもにとって避けては通れないことといえるようです。このような背景から、わが子に塾や習い事をさせたいご両親の多くから、プログラミング教室が大きな人気を集めるようになっています。とはいえ、たくさんの教室が乱立していると、どこが良いのかわからなくなってしまうという方も多いのではないでしょうか。

●幼児向けプログラミング教室ってどんなもの?
まず、出来るだけ良い教室でプログラミングを学ばせたいと思うなら、ご両親もある程度の知識を持っていることが必要不可欠です。幼児向けプログラミング教室というのは数多くあるわけですが、たいていは小さな子どもが遊びながら自然に身につけられるような工夫がなされています。遊びの延長線で無理なく学びに入っていけるように、ゲームやパズルの一環として何気なく触れていくことからスタートするというわけです。しかし、そこは吸収力抜群の子どもです。個人差はあるものの、たいていの場合はほどなくすればすぐに慣れ、少しずつ本格的な論理的トレーニングができるクラスに進んでいくことになるようです。中には一足飛びという子どももいるはずです。とにかく早い内から慣れさせたいと考えるご両親にとっては、プログラミングが学べる幼児教室は願ってもない環境といえるでしょう。

●プログラミングを学ぶということは
プログラミングというと、パソコンのソフト面を作る仕事を思い浮かべるかもしれません。しかし、プログラミングを学ぶということは、「論理的思考を養う」という意味があります。つまり、自ら考える力を付けていく、ということなのです。教育現場で考えられているのは、算数や図画工作などの授業にプログラミングを取り入れて自ら考える力を養っていこうということです。それまでの授業とは一線を画すことになり、プログラミング教育は子どもたちの興味を大いに惹く内容になると考えられるのです。そして、小さな内から遊びの延長で論理的思考を身につけておくと、大人になってからも大いに役立つことは想像に難くありません。今後はますますITが発達していくのは明白なので、ITの世界で活躍する人材に育てましょう。