●幼児からプログラミングを学ぼう
外国の言葉をマスターするのに四苦八苦しているという方はいないでしょうか。しかし、これが幼い子どもとなると話は大きく異なります。本当に短期間のうちに、気付いたらネイティブと同じ発音で他国の言葉を発してくるようになります。このように、言語をマスターするのなら幼児の内が最適というのはよく知られていますが、それは他の事でも同じです。プログラミングなども幼児の内から学習をスタートさせればさまざまなメリットがあるのです。
●プログラミングで得られる論理的思考
まず、プログラムを学習することで論理的に物事を考えられるようになります。例えばロボットが歩くというプログラムは、単に右足と左足を交互に前に出すだけではいけません。それでは、前に何か物があればロボットは転んでしまい、その先に進むことができなくなってしまいます。このプログラムでは、ロボットが右に曲がったり左に曲がったりする命令も必要になるのです。これらを巧みに組み合わせることで初めてゴールに行きつくことができるのです。そして、これらを学ぶことで子どもたちはさまざまなことを実感します。例えば、漠然とゴールを目指すだけではダメなのだ、ということがわかるのです。ゴールまでの道のりにはさまざまな壁があり、それを何とか変えていくことでたどり着くことができると学習するはずです。つまり、論理的に考えることで問題解決能力がアップするということです。
●プログラミングで得られるものづくりの楽しさ
そして、プログラミングを通して、ものを作っていく楽しさを味わうことができます。自分が試行錯誤してプログラミングしたロボットがゴールするのですから、その瞬間の喜びは本当に大きいといえるのではないでしょうか。また、実際に手を動かしてゲームを作り、それを使って遊ぶことは既存のゲームでは味わえない感覚を得られるはずです。
●プログラミングで得られる高い将来性
しかし、やはり将来性を身につけられるというのはご両親にとってはこれ以上ないメリットかもしれません。これからの社会を考えてみるとIT人材不足はとても深刻です。また、ITの知識を身につけていることは必要不可欠といえる時代がほどなくしてやってきます。子どもの内から遊びながら身につけていれば、子どもの将来に有利になるのは言うまでもありません。また、インターネットとの付き合い方もわかるので、心配の種を減らすこともできるでしょう。